本数を減らす禁煙が必ず失敗する理由

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岡本です、

この世の中で、一番やってはいけないことが”本数を減らす禁煙”です。

”本数を徐々に減らす禁煙法”が世間ではよく提唱されています。

お悩み相談サイトや書籍などでも良く聞く禁煙方法ですが、この方法でカンペキにタバコをやめるのは確実に難しいです。その理由は単純で『1本の価値がその分上がってしまうから、その分タバコのことが好きになる』からです。

”本数を減らす禁煙法”でタバコをやめた人は、僕にとっては信じられません。もしかするとまだ吸いたい感情が残っているかもしれませんし、たまたまやめる過程や止めてから、タバコに対する洗脳が解けたのかもしれません。

ハチャメチな禁煙方法が平気で世間に出回っている

どこかで見かけた方法なのですが、
  • まずはメンソールに変えてみる
  • だんだんと本数を減らしてみる
  • 1㎜まで減らしたら、少しずつフリスクなどヒンヤリするものに変えていく
なんていう方法でやめましたと書いてあるものもありました。

むちゃくちゃです。タバコをやめなければいけない事実をひん曲げでフリスクに変えるなんて。今度はフリスクごときに依存したりイライラしたりする人生が待っています。あんなスースーする粒で一喜一憂するライフスタイルなんてよっぽど恐ろしいです。

本数を減らしてもやめられない理由

なぜ本数を徐々に減らしていってもやめることができないのか。

それは冒頭でも話したように、『1本の価値が高まって余計にタバコが愛しくなるから』です。

喫煙する間隔が長くなるほどタバコが欲しくて欲しくてたまらなくなります。ガマンしてガマンしてやっと吸えたタバコは、めちゃめちゃ美味しく感じます。そうなるといつも何も意識しないで吸っていた場合よりも、段違いに美味しく感じます。

こうなっていくと、タバコ1本に対する依存度や満足度が大きく跳ね上がってしまいます。

もちろん僕自身も、この禁煙法を何度も試しています。「1日1箱か…ちょっとお金にも身体にも悪いし、本数を減らさなきゃな…」こんな感じで、2時間おきに吸おうとかから始めようとします。

スモーカーの頃の理想としていたタバコ吸うタイムパターンは
  • まず朝は一服
  • 朝食後に最高の1本
  • 昼メシ後に1本
  • 夕食後にお疲れの1本
  • 寝る前や入浴後に1本
1日計5本くらい吸うというパターンが当時の僕の中での”リア充スモーカー”の理想像でした。笑
1日5本くらいなら4日でやっと1箱です。経済的にも身体的にも良さそうです。

しかし実際にこのサイクルに準拠した吸い方をしてみると、その分タバコが美味しく感じてくるのです。いつもよりも間隔が空いているから美味しく感じるのは当然です。メシ後の1本なんてまさに『最高の1本』と思えるくらいに美味しく感じます。

そして結局、タバコが美味しく感じて本数がもとに戻ってしまいました。

本数を増やしてタバコを吸う間隔を短くすれば、その分マズくなるので、また1本1本を雑に吸うようになり、いつ吸ったのかもわからない生活に逆戻りしてしまいました。

つまり、”本数を減らす禁煙法”では、余計にタバコへの依存性が高まってしまい、うまくいかない確率をわざわざ上げてしまっていることになります。

こんな方法でタバコをやめた人なんているでしょうか。ものすごく意志の強い人なのか、やめる過程でうまく脳の洗脳が解けたのか、という感じです。

喫煙という行為が滑稽に見えてしまう的確な例え…

これは禁煙セラピーという本に載っていた有名な例えなのですが、喫煙する行為についてかなりピッタリな表現があります。

靴をわざときつくして履き続けます。とてもきつくして痛いのをガマンしています。ですがしばらく経ってこの靴を緩めて脱ぐと、とても開放感があって気持ち良く感じます。

これがタバコを吸っている状態です。

あるいは、もう一つにも例えられます。

カベに頭を自分でガンガン打ち続けて、血だらけになって痛いことを続けます。それをある程度経ってからピタリと打ち続けるのをやめると頭の痛みは和らいでラクになります。痛くないことが気持ち良く感じます。

喫煙という行為は、これらとまったく同じだという例えです。

僕はこの事実を知ったとき、「まさにそうだぜ!なんて惨めなんだ!」とガックリきました。

わざわざしないでもいい余計な苦しみを自分に与えて、それを緩めるときの快感を得るためにその行為をし続けるということです。これが喫煙の正体です。

まず、わざわざ身体に害の毒物を摂取してそれがないと満足できない状態を作ります。そして満足度が減りに減ったところで次の1本を摂取してもとに戻った満足感や快感を得ようとしています。これが喫煙です。

こう考えると、ヤバくないですか。これを毎月1万円以上のフィーを払って、他人に迷惑をかけながら自ら行っているんです。
もちろん、この考え方を受け入れたくない場合もあるかもしれません。賢い自分がこんな馬鹿らしいことをしていたなんて、なかなか信じたくありません。

なので素直になって心を開いて話を聞かないと禁煙の1歩目は始まりませんということです。
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